原子力関連 ゴムライニング
原子力発電所の多くは建設より30年以上経過し、機器の健全性を維持する対策を施すことが急務となっております。しかしながら、ゴムライニング機器の多くは、施設より搬出してのゴムライニング更新等の補修は困難であります。当社では設置されたプラント内(大変厳しい管理が要求されます)にて既設ライニング材の剥離から新規ゴムライニング施工まで一貫して施工させていただき、お客様よりご好評を頂いております。
又、新設機器についても多くのプラントメーカー殿よりご指示を頂き、実績を伸ばしております。
ゴムライニング材質について
当社では、原料調達からレシピ(配合表)作成、配合、シーティングまで一貫して社内で行っているため品質管理が徹底され、お客様からご好評頂いております。またお客様からの要望に対し速やかに対応できる体制を敷いております。
原子力施設用ライニングゴム材質
材料No. | ゴムの種類 | 備考 |
NS-10R | 天然軟質ゴム | 工場及び現地施工用 |
NS-20R | クロロプレン(CR)ゴム | 工場及び現地施工用 |
NS-30R | ブチルゴム | 工場及び現地施工用 |
NH-10R | 天然硬質ゴム | 工場施工用 |
NH-20R | 天然硬質ゴム | 現地施工用 |
*お客様の使用条件等により最適な施工方法及びゴム材質をご提案させていただきますので、詳しくは弊社までお問い合わせ願います。
施工実績 (抜粋)
年月 | 納入先 | 機器(工事)名 |
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1992/04 | K原子力(発) | タンクノズル補修 |
1992/04 | K原子力(発) | ゴムライニング配管 |
1993/07 | K原子力(発) | ゴムライニング配管 |
1993/09 | K原子力(発) | 攪拌羽根 |
1994/03 | K原子力(発) | 5号ボール補修器補修 |
1994/08 | K原子力(発) | 攪拌羽根 |
1994/09 | K原子力(発) | 海水熱交換器補修 |
1995/04 | K原子力(発) | タンク補修 |
1995/06 | K原子力(発) | ゴムライニング配管 |
1996/02 | S開発機構 | タンク補修 |
1996/03 | S開発機構 | タンク補修 |
1996/04 | K原子力(発) | タンクフランジ部補修 |
1996/10 | TA原子力(発) | ボール補修器補修 |
1997/09 | S開発機構 | 濃縮廃液貯蔵タンク(B)補修 |
1997/09 | K原子力(発) | 攪拌羽根 |
1997/09 | TA原子力(発) | ボール補修器補修 |
1998/01 | TA原子力(発) | ボール補修器補修 |
1999/12 | TA原子力(発) | 2号rcw熱交換器補修 |
2000/03 | S開発機構 | 廃液中和タンクA |
2000/03 | S開発機構 | 廃液中和タンクB |
2000/03 | ON原子力(発) | 熱交換器補修 |
2000/12 | S開発機構 | 汚濁水タンク |
2001/05 | TT原子力(発) | 復水器補修 |
2001/06 | TT原子力(発) | 再生塔脱塩塔点検補修 |
2001/11 | TT原子力(発) | RCW・TCW点検補修 |
2002/03 | TT原子力(発) | RCW・TCW点検補修 |
2002/07 | TT原子力(発) | RCW・TCW点検補修 |
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2009/02 | N研究開発機構 | フィルタースラッジ貯蔵B |
2009/03 | FO原子力(発) | 6号廃液ストレーナー点検補修 |
2009/04 | FO原子力(発) | 6号脱塩塔点検補修 |
2009/05 | OM原子力(発) | 洗濯廃液収集タンク |
2009/06 | FO原子力(発) | 2号復水脱塩塔 |
2009/08 | OM原子力(発) | 洗濯廃液サンプルタンク |
2009/09 | FO原子力(発) | 5号脱塩塔点検補修 |
2009/11 | TT原子力(発) | 陽イオン再生塔(CRT) |
2010/02 | N研究開発機構 | B廃液サンプルタンク |
2010/02 | N研究開発機構 | 濃縮廃液貯蔵タンクC天板更新 |
2010/02 | TU原子力(発) | チラー凝縮器水室補修 |
2010/07 | FO原子力(発) | 蒸留水脱塩器 |
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